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原点に帰る

Author:やっちゃん ( Profile )
毎年正月に去年を振り返り健在を知らせます

 ■ 2016/01/18 (月) 16年センター試験


朝刊にセンター試験の問題と答えが載ってあったので見てみた。

初日の国語の論説文は「リカチャン」の話題から始まり、抽象っぽくなかったので読んでみた。

「一流ホテルの社員には丁寧な接客があるが、コンビニやファーストフードの店員には期待出来ない」

と、あった(要約)。

なるほど、「給料に見合った仕事」ってやつだな。

先日、センター試験の為、休講となったのを利用してスキーツアーにいった大学生が、安月給の運転手のせいで犠牲になったという皮肉。

有名大学の4年生で就職先が決まっていた学生もいた様だが、スキーツアーの「安さの理由」までは読めなかったのか。

ネット社会で、バスに限らず、荷物を運ぶ長距離運転手が高齢化かつ人手不足に陥っている。

確かにこれらの労働条件は良くない様だ。

長距離トラック運転手は、私も「一人で黙々と出来る仕事」として候補に挙げていた職業だ。

シフトにさえ慣れれば、給料も一人暮らしの身には決して安くないと魅力的だった。

しかし色々調べてみると、出発時と到着時に取引先に対人が発生する他、運転中も同乗者が必要な事。

ノルマに追われてのんびり出来ないし腰痛など慢性的な問題が発生する事など問題点ばかりなので諦めた。

しかし「給料の額に見合った働きしかしなくて良い」

とは、確かに合理的ではある。

しかし逆に云うと

「給料の水準に達する仕事をしなければならない」

とも云える。

それを判断するのは各仕事の雇用主だ。

雇用主といっても所詮「人の子」の判断だから「水準」は下がる事も有り得る。

「働きぶりはイマイチだが解雇にするほどではない。人手不足だから今辞められたら困る。」

との思惑だったのだろうか。ESPは。



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