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日常或いは最悪な日々


 ■ 2010/12/12 (日) 議論


議論にならないなら議論なぞすべきでない筈。何回しても懲りないな。

さっきの続きだが、会社に入るのに内定すら貰えない人間が、政府や他人の助力を得て入社したとしてその後どうするというのか。ドラえもんはどこにも居ないんだ。
会社に入った後ならいざ知らず、学生の時点で面接官は何を見ているか。
おそらく自分自分をプレゼンする能力を見てるのではないのかな?
将来性なんてみんな同じようなものだろう。

そうなると一流企業で玉砕するよりかは、少しランクを落として二流、中小辺りを狙ったほうが大事にして貰えるし、良いことずくめだと思うんだが、やはり親がうるさいし、大企業=安定の構図が未だに蔓延している気がする。銀行ですら潰れる時代に、大企業が完全に終身雇用で安泰だとは思えんのだが。まぁ、ボーナスを含めて福利厚生面は格段に良いのは否定せんよ。

一人で何回も内定を取る人間が居るのは周知の事実として、恋人や嫁さんを得る場合にも同じことが言えるのではないか。一人でバツ1、バツ2と次から次へとどんどん女性をゲットしてる人間が居る反面、(自分を含め)誰一人ゲットできない人間も居る。これもまたプレゼン能力と経験にもある程度依存すると考えられる。
誰しも持って生まれた面相は置いておいて、最初は同じ筈であり、そこから経験を積めるか詰めないかではっきりと差が現れる。まぁ、100m走でスタートラインが、イケメンなどが50mからで、普通の人間が0mから走るわけで、どっちが有利かは言うまでもない。しかし無いものねだりはしてもどうしようもない。

そもそも面白いもので、男はある程度の地位と財力を得られると必ずと言って良いほど、恋人や伴侶に若い女性を選ぶ傾向が多いのではないか? 政略結婚などはまた違うかもしれないが、特殊な事例としておいておく。逆に女性はある程度の財力や地位を得ると、自分と対等かそれ以上の相手を選ぶように思う。独断と偏見に満ちた私見なので、実際の所は知らない。
そこで問題になるのは、30〜40を超えた財力も地位もある女性が、同じような立場の男性にとって魅力的か否か。おそらく魅力的には映らないと思われる。ここはアメリカじゃなく日本だから。よくも悪くも男尊女卑的な歴史があるし、男は対等の立場の女性を望まないのではないか。逆にそういう立場の女性は、上の女性を望むよりは、下の立場の男を相手にするのが正解なのかもしれない。古いが、自分好みに染める的な感じを想像するといいのかもしれない。

日本における女性の魅力はある意味期間限定だと思う。良い得て妙な話。前に何かのブログで見た記事の話。女性が女性の友人に対して、結婚相手は年収一千万以上の人じゃないとねーとは話すのを聞いて、相手が、その立場の男性なら管理職か、それ相応の年齢の人間の筈だけど、おじさんだけど我慢できるの? それにその立場の人間に相手してもらえるほど貴方は何か魅力があるの? と言われて、黙りこくった話。まさにその通りだと思う。ドラマやマスコミ先行なのかもしれんが、あまりにミスマッチすぎる。こんなことを繰り返すだけで結婚まで至るわけがない。男女含め。ついでに自分も反省。

そもそも人間は、と言うか生物は、自分の遺伝的な特徴とバッティングしない相手を本能的に選ぶ傾向があるはず。近親相姦が否定されるのはこの辺も含め、遺伝的に近いと主として正常な子孫を残しにくいことに依存している。それなのに、何故、年収ありきなのかが分からない。年収が死ぬまで維持されるのか。仮に維持されないとすれば約束が違う!とか言い出すのか。それなら結婚などする意味があるのか。何もかも不明だ。
目的は何だ?
子孫を残す? 死ぬまで贅沢暮らしをする? イケメンや美人をゲットする?

もう一度、理想を語る前に、自分を鏡で見直していよう。



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