自爆スイッチ

休日って何をしていただろう。

大学生のとき。
体力仕事のアルバイト。
仲間とサッカーにカラオケ。
将来に不安などまったく感じていなかった。

20代半ば。
社会人になって。
一人暮らしでたまった家事とたまにドライブ。
なんとなく一日が過ぎ去っていた。

20代後半。
年間休日ゼロで朝から晩まで会社のために働いた。
仕事しか頭になかった。

30代前半。
強要されたわけでもなく、始発から終電まで
年間を通じて休みなく働いた。
仕事での成功を信じていた。

30代半ば。
暇になってどうしていいのかわからず。
カフェで読書と街を放浪し続けた。
いろいろ悩みはじめていた。

30代後半。
たしなみ程度だったパチンコで時間を浪費するように。
仕事もろくにせず、毎日が休日になった。

40代前半。
誰とも口を利かず、家に閉じこもるようになった。
パチンコ資金も底をつき、たまに街を彷徨う程度に。

失われた20年ってところか。

約20年の経験で現状得ている物。

鬱病。
体力の低下。
失業。
独身。
貯蓄無し。
都心・駅から遠い住居。