U_sanのいいんですよ。それで。

今日は覚醒したのだろうか。残念ながら今日はロボコン０点
な１日だった。「成せばなる♪成さねばならぬ何事も・・」
なんていったところで、準備が整っていないのだ。どうしよ
うもない。

出勤３時間前には目覚めているが、朝食もとらず、顔も洗わ
ず、だらだらとストレッチしていた。気が付けば出勤３０分
前だ。あわてて支度して家を飛び出た。

たぶん、会社に行きたくなかったのではなかろうか。よくは
わからないが、いつもグズグズしてしまう。まあ会社に行け
ばそんな気分もどこ吹く風だが・・



ものしずかなAさんは、スタッフに何かを頼むということをほ
とんどしない。断られたら嫌な思いをするからだろう。だか
ら自分で何とかしようとするのだろうが、そうするとスタッフ
は止めに入ってくる。Aさんにとってスタッフは足かせでしか
ない。

僕はAさんに問いかける。何がしたいのか。Aさんは徐々に応え
るようになってきた。時折「ありがとう」ともいってくれる。

僕はAさんに初めて会ったとき、約束をした。

「女の人ばかりだけど、数少ない男性同士、仲良くしていきま
しょう。」

僕とAさんの関係は少しずつ良い方向へ前進している。しかし
それはAさんにとって十分なものではない。十分にしようと思
うなら他のスタッフをまきこんでいくしかない。

僕にそれができるだろうか。無理かもしれない。しかし、それ
でひきさがっては何を得ることもないだろう。何らかのアク
ションを起こすことで軋轢が生じるだろう。しかし変化させよ
うと思うならそれは行動にうつすほかない。

そうすることで変化は起きるだろうが、おそらく僕の思ったよ
うにはならない。なぜなら大勢の総意だからだ。しかし、少な
くとも話し合うことによって総意が得られるなら、それはそれ
でいいと思う。

僕はアクションを起こすかもしれない。しかし、そのためには
今以上に他人を信じきる努力をしなければならない。昨日、僕
はこの件で不信を抱いている。


仕事が終わりかけ、他スタッフに「今日は冴えてましたね。」
といわれた。そうか、冴えていたのか。気づかなかった。
余計なことに悩むようなことがなかったぶん、そう思えたのか
も知れない。

でも今日は０点でいい。僕は僕のミスに気づいている。そこを
なくしていけばいい。僕は意志をもつ。意志なくして僕に価値
などない。