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統合失調症でも生きていけるっ!

Author:うつから復活 ( Profile )
妻と二人暮らし+兄弟猫の
まんだらくん♂となゆたちゃん♀の
二匹の医療猫(セラピーキャット)との闘病と平穏な日々の日記

 ■ 2009/01/07 (水) 『確定確実版』IBMシンクパッドX31のHDDの換装 方法


『確定確実版』IBMシンクパッドX31のHDDの換装 方法

(保存版として日記に記載することにした)
DtoDに保存されてるリカバリでHDD換装してXPが展開出来ないか、
という実験の検証を行った。そして成功した。
各種サイトやブログはあるものの、ずばりこれで出来る、という内容が無かった為である。
X31はリカバリメディア販売は終了しているらしい。
ちなみにIBMやレノボではHDD換装の仕方の掲載はまだ準備中らしい。
手持ち品を使ったので、別方法もあるかもしれない。
起動FD以外は極力フリーソフトを多用して出費を抑えることにした。
(フリーのリナックスは試していない)
私見的な検証の雑記メモである。
他機種ではこんな面倒なことは無いと思うが・・・(思いたいが)



☆まず下準備
シンクパッドのXPはウィルス防御した状態でアップデートを完全に行っておく。(ウィルスのたぐいは全排除しておく)
USB FDDを準備(手持ち品だった)
98SEかMeの起動FDを準備(実はDOSプロンプト起動出来てFAT32にアクセス出来れば何でも良い)
換装する新しいHDDを準備(今回はHGST120GB手持ち品を使用した)
2.5インチHDDを裸でUSBに接続する機器を準備(手持ち品だった)
(ベストは1本で2.5インチ2台接続出来るフラットケーブル)
(2.5インチケース型のタイプでは変な変換とかされる場合があるので、注意)
(ネット環境は万全にしておく)
(出来れば別メディアにSP2とSP3のパッチを保存しておくと便利)


☆準備
X31のXPを起動して窓の杜にアクセス。
フリーソフトの「EASEUS Partition Manager」と「すっきり!! デフラグ」をダウンロード、展開する。

すっきり!! デフラグでXPをデフラグする。
EASEUS Partition Managerで約4GBの領域を作ってFAT32にしておく。
(NT系OSでFAT32でフォーマットし直した方が良い)
その約4GBをFAT32でオプション無しでフォーマットする。


☆ 作業
いったん、電源を普通に切る。
電源ボタンを押してすぐアクセスIBMボタンを押してRecover to factory contentsを選択。
青い画面の入力待ちになったらF3を押してDosに降りる。

『> c:
> mkdir recovery
> cd recovery
> copy a:\recovery\*.*
> a:
> cd recovery
> fwbackup file=c:\imgset size=640』
リカバリ領域がimgset.001〜 にファイル化される。
ついでにイメージ操作用のファイル群をもコピーされる。
fwbackupは時間が掛かる。
(ちなみに640という数値はKBなのでCD−R用、DVD−R用だったら1000でもいい)
(FAT32なので連続ファイル2GBは超えられないので2000は指定出来ない、しない方がいい)


XPを起動する。

新しいHDDをUSB接続する。
新しいHDDの後ろの方でパーティションを約8GBに切り直してFAT32でオプション無しでフォーマット、
残りはNTFSでオプション無しでフォーマットする。

(DOSの)コマンドプロンプトを開く。(スタート→アクセサリにある)
>CD \
>XCOPY D:\ F:\ /S /H /K /X /V
>XCOPY D:\IMGSET.* F:\RECOVERY\ /S /H /K /X /V
>XCOPY D:\RECOVERY\fwrestor.exe F:\ /S /H /K /X /V

内蔵されてる古いHDDのFAT32の内容を新しいHDDのFAT32へコピーする。
イメージ復元コマンドファイルをコピーする。

(この時、コピーは完全ではなくてはならない。不安であれば別PCに2台接続してコピーする)
(多分、XPを起動してDVDにコピー焼きしてからが上手くいきそうな気がする)(未チェックだが)
imgset.001〜 のファイル化された物が普通のコピーでチェックサムエラーとなる場合が多い。
(NT系OSだと遅延書き込みがあるので、注意すること)
XPを終了してUSB HDDを取り外して、内臓HDDも取り外す。マウンタを付け替える。
新しいHDDを接続内蔵する。
USB FDDを接続する。
98SEかMeの起動FDから起動する。(新しいHDDでは一切起動出来ないので)

>C:
>fwrestor file=imgset
をコマンド打ちして復元する。時間が掛かる。
(コピーに失敗してるとエラー表示でプロンプトに戻る)
(バージョンによってはfwrestor.exeが上手く動かない場合もある)
(メモリに残骸があって少なくなってる場合はチェックサムエラー表示される場合がある)
(どうしても、上手く行かない場合は新しいHDDは全領域を解除してから
 パーティションを切り直してフォーマットしてから使う)

ちなみにfwrestor実行中のファイル途中でエラー表示になった場合、1つでも100%を終えていた場合は
全部のimgset.001〜 のファイルを元々からコピーし直さないと上手く展開出来ない。

まれに「大きすぎてメモリに入りません」の表示が出るが、
イメージ復元コマンドファイルをコピーし直すと続行出来る。

『どうやらチェックサム部分が書き換えられる為、』
元々の吸い出したimgset.001〜 のファイルはCD−R 6〜7枚 か DVD−R 1枚 に書き込まないといけない。
間違ってもRWやRAMに書き込んではいけない。
fwrestorを実行した(吸い出したイメージファイル)imgsetファイルは2度目は使えない。

「失敗したimgsetファイルだけコピーして持っていくとドツボにはまる」(エラーになる)
「NT系OSで元々からimgsetファイルをエクスプローラでコピーすると多くチェックサム部分が壊れる場合がある」

(この多くのドツボのポイントを発見するのに24時間以上連続実働丸1日を要した)
ファイルコピーはUSB経由より2.5インチHDDを1本でマスターとスレーブに接続出来るフラットケーブルが
ベストと思われる。(実費数百円程度)(未チェック)

で、展開に失敗した場合は (チェックサム部分が『いいかげん で てきとう』なのでエラーが出やすい)
>DEL *.*
>COPY C:\RECOVERY\IMGSET.* C:\ /V
>COPY C:\RECOVERY\fwrestor.EXE C:\ /V

をしてコピーしてから再チャレンジする。コピーはベリファイ(検証)が掛けられているので時間が掛かる。
>fwrestor file=imgset

(ここまでの記述が確定するまで30時間以上掛かった。展開終了。)



☆ FDISKで初期化してリカバリ実行
 電源投入と同時にAccess IBMを押し、
Recover to factory contentsを選択、
F3を押してDOSプロンプトに移る。
fdiskで全ての領域を削除し、ESCで抜け、CTRL+ALT+DELで再起動する。

Access IBMでRecover to factory contentsを実行する。

 『ここでFDISKで全領域を解除しないと深みにはまる。』

つまりX31は最初からパーティション分けしてリカバリができない。
(他社メーカPCのリカバリでは出来ることが多い)
リカバリはコピー、展開、再起動の繰り返しを放っておく。また約1時間待つことになる。


リカバリ終了後、各種の初期設定をして終了。

(ちなみに『リカバリ動作にはプロダクトキー入力は省略されている』つまりわざわざネット認証しなくても良いのだ)
(上記はX31の仕様に記載されている)
(そして、リカバリは自動ではあるが一旦FAT32でXPを展開して途中でNTFSに変換している)
(つまり、127GBの壁が出来てしまいそうな予感がする・・・)
(現在、パラレルでは250GBのHDDが発売されているので、興味深い)
http://www.dospara.co.jp/5goods_parts/parts_detail.php?h=d&f=d&m=parts&ic=86614&lf=0
http://www.clevery.co.jp/eshop/g/g2070921133888/
http://www.tzone.com/diy/goods.jsp?cat=0%2C5%2C29&goodsSeqno=62224
http://www.bless.co.jp/price/index_3100.html
(リカバリ終了時点ではSP1か1aの状態なので、SP2とSP3を
 別途ダウンロードして保存しておいてから行うと良いかもしれない。)


☆ バックアップ
取り外したHDDはUSB接続して、リカバリ用ファイルをバックアップする。(CD−RやDVD−Rへ)
もし、HDDが破損した場合は、このデータを交換するHDDをFAT32でフォーマットし、
上記 ☆作業 を実行することになる。
窓の杜のフリーソフト「DeepBurner Free」を使うと楽にバックアップディスクが作成出来る。(要ドライブ&メディア)


☆使用したX31の仕様など
http://www-06.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd13.nsf/jtechinfo/SYP0-0317CFE
メモリは搭載限界MAXの2GBに換装している。(メモリはヤフオクで新品を入手した)
仕様なのだがDDR2のPC−2700メモリを266MHzで使っている。少々残念。
換装したHDDはHITACHIGSTのパラレル120GB。(流用品、元々はバックアップ用だった)
X31本体は中古としてヤフオクで『DtoDあり』で入手した。少々、他のソフトも入っていた。
元のHDDはIBM40GBだった。シールなどから標準品と思われる。
SP2になってたのでリカバリ後にSP2を適用して少々ソフトを入れたと思われる。
ちなみにFD起動にはMeの起動FDを使用した。
Win2000の起動FDではなぜかブルースクリーンエラーになってしまった。

写真はリカバリ後WinXPの全アップデートが終了した時点の物
http://album.yahoo.co.jp/photos/1372183/1823936/
Cドライブが約108GBと表示されている。
120GBのHDDをNTFSフォーマットすると約111GBと表示されるので
約3〜4弱GB程度(記載では約3.8GB)の隠しパーティションでDtoDが存在していることになる。
これは吸い出したデータ量とほぼ一致する。

窓の杜は http://www.forest.impress.co.jp/


☆換装の感想
ここまで記述したら、原稿料もらえると思う・・・(と、いうか、欲しいよ、ホントニ・・・)

お金が有り余ってるなら、シリコンドライブかなぁ。
256GBのSSD換装(パラレルが出れば)とか
CF2枚→2.5インチパラレル変換でCFを100GB/1枚で
使ってみて換装とかありそうだなぁ。
http://www.area-powers.jp/product/adapter/dongle/id22cfr2.html
http://pressexpress.jp/2008/10/pretec64gb100gbcf.html
ノートPC用自作外部電源から自作電圧調整で供給して3.5インチHDDサイズの
CF4枚(1枚100GB)で400GBシリコン外部記憶装置にするとか出来そうだしなぁ。
http://www.century.co.jp/products/pc/silicon/sdb35cf4psr5.html#data01
CF変換は速度が遅ければデータ用シリコン外部記憶装置に出来るしなぁ。
(USB2.0変換でPC接続してるなら大丈夫だべさ)

ただし、有り余るお金なんて無いしぃ。しくー。泣きー。宝くじ大当たりしてくれー。


☆換装方法の禁止事項とお願い
禁止:無断転載禁止、無断こぴぺ禁止 です。ただし、リンクはフリーです。
雑誌記載したい編集者さんは御連絡を下さい。いや、マジです。かなり。原稿執筆依頼欲しいです。



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うつから復活 D2FってDOS系のソフトなんだぁ。隠しパーティション対応してないとね。意味無いしね。理解者が居てくれて良かった^^; (09/01/07 22:11)
いつも眠れない人 初レスです(^^)、調査お疲れ様でしたパソコンのイメージバックアップ方法なんですが、自分は昔は diskdump 今は d2f というソフトを使ってます。自分もそのあたり苦労した経験がある(FreeBSD98の頃からw)ので内容と苦労が良く分かりました(^^;; (09/01/07 12:01)


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