2012 〜無職〜

今日、テレビをつけたらめちゃめちゃイケてるがやっていた。そこには「ハゲザイル」の文字が。エグザイルと勝負して負けた方が坊主になるらしい。


僕は岡村さんのことを芸人としてはあまり面白いとは思わなかったけど好感は持っていた。それは他の芸人のように派手な女性関係が取りざたされることもなく、真面目にストイックに芸事に向き合っていたからだ。（別に派手な女遊びをしている芸人も全然悪くない、むしろそれ込みで芸人みたいなところだし芸人としては正しいと思う）考えるがゆえ抱え込んで精神的におかしくなったことにも共感した。


そして一時スカスカ状態で完全に禿げていた頭を、薬によってたった一年であそこまで復活させた彼の姿は俺の希望の星だった。本当に希望が持てた。
彼はハゲる前、「ハゲても隠さん、むしろおいしい」くらいに言っていたにも関わらず、こっそりAGAクリニックに通っていたことで批判されたが、それも仕方がないこと。
ハゲばかりはなってみないと分からない。ハゲが治せるのなら前言撤回なんて何度でもする。信念、思考もいくらでもくつがえる。ハゲはそれそどのものなんだ。

しかし、そんなハゲの苦しみを、ハゲは死に至る病だと知っているはずの彼が「ハゲザイル」などとハゲを軽視し嘲笑するようなことをするとは。失望した。喉元過ぎれば熱さも忘れるということか。