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小説【あるニートのユラユラ生活】


 ■ 2017/06/25 (日) 始まり


ある日、彼、作田一朗は勤めていた
会社を辞めた、理由は簡単だ
仕事が嫌になったのだ、彼が勤めていた会社は外資系の
企業だった、外資系といっても大手企業ではない
社長は大学を出て直ぐに起業した中小企業だ
しかも、ブラックとかなりの名高い会社だった
残業は毎日、深夜迄は当たり前
休みの日は移動も多く、その殆どはコンビニさえ無い
ド田舎である、事務以外にも建築現場や工場にも出向いた、クレーム処理の為に行かせれていたのがメインだ
とにかく、誤った、土下座もした、殴られたり蹴られたりもした、休みは週に1日あるかないか
平日、正月、祝日も関係ない
実家は長崎の片田舎である、仕事に就いてから
全く帰れてない、電話のみだ
仕事が終わって家に帰っても雑務とクレームに追われていた、そんな生活が7年も続いた、そんな生活に見切りを付けたのが
知人の死が切っ掛けだった、知人は作田より2回りも歳上だった、数少ない飲み時間を共有していた飲み時間だった、趣味だったギターの話が切っ掛けで仲良くなった、葬式にも参列した
安らかな顔で眠っていた、中学校の教師をしていたらしい、妻と二人の娘もいた、幸いにも娘も既に独立していた。
飲み仲間は口を揃えて「来てくれて、ありがとう」と言ってくれた
帰りに呼び止められた、知人の妻からだ
「来て頂きまして、ありがとうございます
主人たら、貴方の話ばかりするんですよ、貴方と飲んだ時は本当に楽しかったて、私が嫉妬するぐらい」
一礼して、その場を後にした
帰りみち、空を見た知人の安らかな顔が浮かんできた、悲しさは無い、ポッカリと心に穴が空いた、最後に合ったのはいつだっけ?
半年前かな、飲み時間が結婚するという事で
何か出し物をと知人がギターを取出し一曲披露した、何故か作田もその場でセッションを行う羽目になった、久しぶりのギターにしかも即興の演奏に戸惑ったが、何とかなった、曲はビートルズのレットイットビーだ、緊張したけど楽しかった、あんなに楽しかったのは何年振りだろか、大学卒業はバンド活動に明け暮れていた
プロを目指していた、そして挫折して社会を選んだ、そして今
知人の顔が浮かんだ、あの時の顔が浮かんだ
そして、彼は翌日会社に辞表を出した

【お読み頂きました、皆様ありがとうございます。初めまして作者です、この物語は作田という人物が日々を楽しく緩く生きていく物語です、結構好き勝手に書いていきますが、見守って頂ければ幸いです。】





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記入なし 楽しみです (17/06/30 22:26)
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