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意味の無い日々 |
■ 2004/08/30 (月) もうすぐ夏も終わりを迎えますが今一つ・・・ |
俺が小学生の頃の話。
俺が住んでいた町に廃墟があった。 2階建てのアパートみたいな建物で、壁がコンクリートでできていた。 ガラスがほとんど割れていて、壁も汚れてボロボロだったから、 地元の人間でも、あまりこの場所に近づくことはなかったらしい。 ある日俺は、友人と肝試しをすることになって、この廃墟に行くことにした。 まだ昼ぐらいだったから、建物の2階まで上がって建物を探索した。 そしたら並んでいる扉のひとつに、文字が書いてあるものがあった。 友人と近づいて確認してみると、扉の前に 「わたしは このさきの へやに いるよ」 と書いてあった。 俺と友人は扉を開けて中に入り、先に進むことにした。 歩いて行くと分かれ道に突き当たって 、壁に 「わたしは ひだり に いるよ」 と書いてあった。 少し怖くなったけれど、俺と友人はそのまま左に進むことにした。 すると両側に部屋があるところに突き当たって、壁に 「あたまは ひだり からだは みぎ」 と書いてあった。 友人はこれを見た瞬間に、半狂乱になって逃げだした。 でも俺はその場所にとどまって、勇気を出して右の部屋に行くことにした。 部屋に入り進んでいくと、突き当たりの壁に 「わたしの からだは このしたにいるよ」 と書いてあった。下を見ると 「ひだりの へやから わたしの あたまが きてるよ うしろ みないでね」 俺は急いで、その部屋の窓から飛び降りて逃げた。 それからはもう、その場所には近づいていない。 |
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コメント
幸運を祈る 小学生の頃、怖い話で何歳になる時、深夜0時に起きてると電話がかかってきて、どうのこうのってあって深夜0時に本当にかかってきたのにはびびりましたよ。多分、間違い電話だったのでしょうね。 (04/08/30 19:42)
511 僕の実家の近くにも昔「お化けマンション」ていう建物がありましたが、壊されてしまいました。やはり近所の人は気味が悪いと感じてるんでしょうね。僕は雰囲気があって好きでしたが。 (04/08/30 15:14) |
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