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爺放談


 ■ 2014/07/03 (木) 平和と言う概念


「平和」と言う言葉に異を唱える人々は少ないだろう。

大方の人々が持つ共通認識である「平和」

しかしこの平和とは具体的にはどういった状況を指して言っている若しくは考えているものだろう。

自分自身が今置かれている状況を指して言っているものか?

それとも自分は差し置いてとりあえず社会全体を指して言っているのか?

ただ単に「争い」という観点から言っているものか?

それとも争いは当たり前でそれ以外にも経済的視点やあらゆる体制も含めた事で思っているのか?

現在もなおの事、長期的視点から見てあらゆる事柄を含んでいるものか?

ただ単に「平和」と言う意味合いも人それぞれで色々な解釈が出てきそうだ・・・

日本国憲法を堅持する人々も、平和憲法を声高に叫んでいる人達も、はたまたその逆の憲法改正に肯定的な人も、全ては「平和」というキーワードで思考している点では同じ共通認識だと思う。

しかしこの両者は「平和」と言う共通認識はありながらも交える事が難しい、なぜならこの「平和」への道(プロセス)が大きく異なるようだからだ。

護憲派の思考を構成する平和へのプロセスは争いごとの「放棄」というプロセスが軸となった思考に対し改憲派が持つ思考は争いごとの「肯定」が主軸だ。

だからこの両者はこの先も交わる事が無い平行線をたどるだろう。

しかし実はこの両者には既に答えは出ている。

実にばかばかしい事であるが護憲派が唱えている「放棄」は既に自分自身で無理な事だという事を実践しているからだ。

多分、護憲派と言う方達も自分の家に鍵を備えているだろうし、自分の子供には大人と言う危険性を訴えているだろうし、いわゆる他人に対しての危険性を認識している。

犯罪をゼロに出来るとは思っていないだろうし、だからそれに対して警察力と言う組織を容認しているし、そもそも法律を容認している。

これは人という物は善には成り得ないという証で、だからこそ法律と言う縛りが人には必要だということなのだ。

護憲派はこの事を認識していない節がある事と、また、人という個人と国家は別と言う様な思考を展開する。

警察は必要だが軍隊は不必要と言うロジックだ。

しかしこれを誰にでも分かる様に説明している護憲派は全くいない。

ほぼ感情論だけで喋っている護憲派たちも実生活では家の鍵を閉め、下手をするとSECOM等の様なセキュリティを万全にしている人達もいる事だろう。

「放棄」と言う姿勢で「平和」や「安全」を勝ち取るには少なくとも相手に「善」という大前提の姿勢を依存することになる。

護憲派の中で更に突き詰めた人も中に居る。

いわゆる「無抵抗主義」だ。

仮に「放棄」がもとで攻め込まれても人の英知が我らを救い、この崇高な姿勢は最終的には勝利し「平和」をもたらすというロジックだ。

ま〜いわゆる「ガンジー」的思考だ。

ここまで突き詰めているなら尚の事その人の実生活に興味をそそられる。

もちろんこの様な人たちの家は鍵など無いだろうし子供にも大人への注意も無いだろうしそもそもこの人たちにとって法律など必要のない物だろう。


個人と国家は同じものである。

敢えて言うならこれを別と考える必要など全くない。

それを物語っているのは「歴史」という物だ。

歴史を検証すれば個人と国家は全く同列だという事が如実にわかる。

「木を見て森見ず」と言うことわざ通り護憲派は「森」を見ないし見ようともせずただ希望的観測から物事を理解している。

しかしこの様な護憲派たちもほとんどの多くは人の「悪質」も実は理解しているのだ。

だから実は「平和」というプロセスはこの人の持つ「悪質」からの抵抗という共通認識も持ち合わせているように思う。

個人でのこの「悪質」に対しての抵抗は「鍵」や「知識」などで抵抗するがこれが国家となるとこれに値することが「軍事」「情報」になるのだが、護憲派たちは分かっていても「軍事」と言う事に単に抵抗感が出てしまうのだろう。

特に女性に多くみられるこの感情はもう「理」と言う事から大きくずれたただ単に嫌悪と言う感情でだけ思考している。

更に護憲派たちの矛盾は、「放棄」を謳えば相手はそうは攻め込まないという性善説を言うのに対し、武器を持てば人は使いたくなるという性悪説も織り交ぜてくる。

いったいどっちなんだと聞きたくなってくるが何しろ護憲派たちは論理矛盾を平然と出してくるし何が何だかわからない。

結論としては護憲派であろうと何であろうと平和を守るためにはそれなりの対策が必要であり、人の持つ「悪質」から身を守る努力はしなければならない。

それが個人では「鍵」というセキュリティであり「知識」という情報である。

今回の集団的自衛権の行使は国家としてのセキュリティであり、軍備はそのセキュリティの実用性や効果を示すものであって国家の安全保障上必要不可欠のものである。

更に言うならそのセキュリティをさらに充実するのであればやはり国家として「軍隊」は必要であり、独立国家として当たり前な独自のセキュリティは必要であろう。

現在の自衛隊では制限がかなりきつく、自衛隊員その者の安全性も何の担保も無い規則でがんじがらめになった物だ。

隊員の安全も確保し、国家の安全保障の為に心から働けるようにするためにはやはり現在の憲法を改正し、国家としてのセキュリティになるには「軍隊」としなければ「日本軍」としなければ本当のセキュリティにはならない。

人間社会には必要不可欠な「法律」がある。

「法律」とは対処法であってそれを破れば制裁が下る。

その制裁がセキュリティになるのであってもし制裁が何もなければ法律などある意味が無い。

全ての国民はこのセキュリティに守られて安心に暮らしている。

個人も国家も、これを分けて考える必要などなく、「平和」とはセキュリティに守られた上で成り立っているという事を護憲派の方たちは熟慮すべきで、セキュリティとはその物に抑止となる力がある事が大前提だという事だ。

スイスが良い例である。

スイスが中立を訴えれているのは圧倒的な軍事力があるからこその事で、それは過去からの戦争と言う歴史があるからこそその訴えも他国は認めているのだ。


護憲派が言う世界が本当に成り立つなら法律など制定することも必要なく、対処法など考える必要も無い。


「平和」とはスイス同様、様々な争いの中で勝ち得た権利であり、それを維持することは圧倒的なセキュリティがあってこそ成り立つという事なのだ。















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はいむるぶし 記入なしさん 同意して頂いて嬉しいです。日本はある意味世界一位の金持ち国家です。外貨準備高 GDP 経済的国際影響力 IMF資金援助 ODA国家別拠出率 あらゆる角度から見ても日本は世界一位の金持ち国家です。 (14/07/22 16:29)
記入なし 前の記入なしですが 自主防衛力を持つ事が大前提です。は、同意です。スイスより金持ち国家ですか 知りませんでした。勉強に成ることありがとうございます。南十字星さん (14/07/22 13:36)
はいむるぶし 独立国家とは「自主防衛」が基本の国家であり、これが基本姿勢に無ければ世界のすべての国家と本当の外交は出来ません。現在の国連を見れば主導的意見が出せる事はすべて独自の軍隊を持つ国家です。それは国連に限らず全ての外交に言えます。日本はスイスより金持ち国家です。もし本気でスイスの様に中立を訴えることも今の日本の経済力をもってすれば時間は掛かりますが可能です。しかしそれも自主防衛力を持つ事が大前提です。 (14/07/21 14:22)
はいむるぶし 記入なしさん 他国から利用されているのは現在までの方がむしろ利用されまくりでした。一番利用されている事は経済的利用です。国連での日本の立ち位置を見れば明らかです。ではなぜ利用されてしまうか?それは単衣に本当の独立国家ではないからです。つづく (14/07/21 14:15)
記入なし 難しい問題です。1930年代中頃の中国共産党は、国民党に追い詰められて壊滅寸前でした。それで盧溝橋事件を起こして、国民党を日本軍と戦わせたのです。 国民党は弱体かしました。その間に中国共産党は優位に立ちました。日本は、利用されたのです。今度の集団的自衛権がこの様に利用されないか心配です。日本はスイスの様にお金がありませんから中立国は無理ですね 歳暮マリア様 私は、女性ですがフアンです^^/ (14/07/14 13:29)
はいむるぶし 記入なしさん 台風!これぐらい平気っす!でも有難うございます!そのお気遣いがうれしいです! (14/07/13 16:37)
はいむるぶし まりあっち 何をいまさら!私にとってまりあっちはマリア様の様なお方ですよ!いつも私に微笑みを向けてその慈愛を私は全身に感じておりますよ!^^ (14/07/13 16:32)
記入なし 台風大丈夫ですか 心配しています (14/07/09 12:04)
まりあ わたしもマリアさんみたいになれるかなぁ(*^_^*) 性悪説とかセコムとかわかりやすかったです♪コメントありがとうございました^^ (14/07/04 20:55)


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