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爺放談


 ■ 2009/09/23 (水) 愛と青春の旅立ち・・・・・12


彼女と友人はタクシーに乗りました・・・・・


「運転手さん六本木へ!」


彼女はそう言うとタクシーは六本木へ向かったのでした。


(六本木か・・・・・・)


彼はその言葉で、彼女のせいで忘れていたママの事が思い出されてしまいました。


(そういえばママとも六本木に行ったな・・・・・)

(あ〜〜〜 もう一度、ママと・・・・もう一度ママと夜を一緒に過ごしたい、しかしなかなか難しいだろうな、へたをしたらもう二度とないかも知れん、それぐらいあの時の俺は失態を晒してしまったな・・・・)


「コラ!何を考えてるんですか?ほら!もう直ぐ着きますよ!」


彼はしばらくママの事を考えていましたが、そんな彼を見通してか?彼女は指定した行き場所にもう直ぐ着く事を告げたのでした。


「××様!もう直ぐ着くんですから妙な事考えてなくてわたしの事を考えてください!」

「えっ?」

「ほら!着きましたよ!」


タクシーは六本木交差点から乃木坂方面の少し入った所で止まりました。


「フフ!わたし前からここに来たかったんだ!^^」


それはそんなには大きくないですが、しかしちょっとオシャレなホテルでした。


「さ!行くよ!××さま!よっしゃー!いっちょやったるぞ〜!^^」


そう言って、彼の手を取り、行こうとするのですが・・・・・・


「あれ?」


彼はその場から動こうとせず、そのまんま立ちすくんでいました。


「あれ?××様!どうしたの?さ〜!早く入ろうよ!」

「う・・うん・・・・・」

「ネ?早くはいろ!ネ?」

「うん・・・・・・・・・・P子ちゃん!」

「えっ?」

「ちょっと歩かない?」

「えっ?・・・・・・・・・・う・うん・・・・・・」


彼は彼女と手を繋いだまま、少し歩き、そこにあった小さな公園のベンチで腰を下ろしました。

そして彼は・・・・・・・


「ね〜P子ちゃん?」

「うん・・・・・・」


この彼の雰囲気で彼女はそれまですこぶる明るかったのがそれを察してか?少しテンションを下げ、おとなしくしていました。


「やっぱりやめにしない?」

「・・・・・・・・・・」

「やっぱりおかしいよ、こんなの・・・・」

「こんなの?」

「い・いや!こんなのって、つまりセックスが・・・・・」

「なぜ?」

「だってまだ知り合ってそんなに経って無いし、それにいきなりすぎるよ!」

「・・・・・・・・」

「P子ちゃんだってそう思わない?」

「あたしって・・・・・今、すっごくカッコ悪い!やばい!」

「えっ?」

「だって!これって!断られてるんでしょ?」

「えっ!あっ!」

「それって、あたし、すごくお間抜けさんでしょ?あたしってすごくバカ!それなのにあんなにはしゃいじゃって!ほんとバカ!バカバカ!」

「そんな事無いよ!俺が悪いんだよ!調子に乗った俺が・・・・・」

「あ〜〜〜〜〜〜!カッコ悪い!あたしって最悪!」


彼はこの状況が、P子ちゃんにとって立場が最悪になってしまうと思い、本当の事を言う決心をしたのでした。


「P子ちゃん、実は・・・・・」

「・・・・・・・」

「実は俺、ごめん!俺本当はママの事が・・・・・・」

「そんなの分ってる!!!!」

「えっ?」

「そんなのとっくのとうに分ってる!」

「えっ?それじゃ、なぜ?」

「良いじゃない!だって好きになっちゃったんだから!」

「えっ?」

「あたしそんなの知ってた!実はママとどこかに行ったことも知ってる!」

「えっ???」

「あたし××様の事、××様が店へ来るたび見てたの・・・ママとどこかに行った事も・・アフターした事も知ってる、だって、だって気になってその日わざとママが店から出るとき一緒にあたしも出たんだもん!」

「・・・・・・・・」

「するとママが何時もはタクシーで帰るのにその日は・・・・・で、ママに分らないよう着いていったら・・・・・・」

「そ・それで・・・・」

「あたし・・・・ちょっとショックだった、でもこんな事良くある話!あたしは気にしない様にしてた!そしたらその日から××様は店に来なくなったから、これは何かママと××様に何かあったな?と思った・・・・」

「・・・・・・・・」

「だから、貴方が来ない間、ママにわざと貴方の話をして探ってみたの、そしたらママが次に××様が来たらアナタが着いてって言ってくれたの」

「・・・・・・・・」

「これはチャンスと思った!ママも××様の事よろしくね!って言ってくれし・・・・それであの夜に何かあったと確信したの・・・・」

「そういう事があったんだ・・・・」

「貴方がママの事を好きなのは知ってる!でも・・・・でもあたしも貴方の事が好きになっちゃったんだからしょうがないじゃない!」

「でも・・・なんで俺のこと・・・・」

「知らないわよ!あたしだって分んない!何で好きになったんだか分んない!でも好きになったのは本当!理由なんて分んない!」

「そうか・・・・でも俺、P子ちゃんの言うとおり・・・・」

「言わなくていい!××様はママが、ママが好きなんでしょ?」

「うん・・・・・」

「じゃ・・・じゃそれでも良い!それでもあたしとしても良いじゃない!」

「えっ?そ・それは出来ない!そんなこと出来る訳無いじゃないか!」

「そんな事無い!そんな事やってる人いっぱい居る!それにあたしが良いって言ってるんだから××様が気にする事なんてない!」

「いやっ!それは出来んよ!」

「わかった!ママにバレルのが怖いんでしょ?あたし・・・・言っちゃうかもしんないもんね?」

「そんなことじゃ・・・・・」

「じゃーなんで?あたしが良いって言ってるんだから良いじゃない?それともあたしの事、興味が全く無い?」

「そんな事じゃない!俺は一途なだけなんだ!それに・・・」

「それに?」

「何をしててもママの事が頭から離れないんだ!こんな気持ちでお前の事・・・抱けないし、もし抱いたら俺は男として最悪になる!」

「あたしがこんなに言ってるのに?」

「無理だ!絶対!」

「なぜ?どうして?わかんない!どうして?」

「これからも俺はママに会いたいし、俺はママの前で毅然としていたいからだ!」

「なによ!そんな難しい言葉で言われてもちっとも分んない!」

「要するに邪な気持ちでは会えないと言う事!」

「あたしがよこしま?」

「あー!そんな意味じゃない!もういい!分ってもらえんでいい!」


彼は彼女のこのような態度に少し怒りを覚え、少し無言になり、気を収めるためにタバコに火を着け様としました。

それに気付くと彼女はバッグから急いでライターを取り出し、怒っている彼に火を差し出しました。


「ごめんなさい・・・・」

「・・・・・・・・」

「ごめんなさい!あたしのわがままに付き合わせちゃって本当にごめんなさい・・・」

「い・いや!俺ももっと、それこそP子ちゃんに毅然とした態度を取ってこなかったから悪いんだ!」

「ううん、貴方は悪くない!あたしが少しオイタし過ぎたのよ、貴方は私を傷つけまいと思って一線を守ってくれたのよ・・・」

「・・・・・・」

「分ったわ!もう言わない!ごめんね!」

「いや・・・・俺が悪いんだ・・・・」

「そのかわり」

「そのかわり?」

「あたし、応援する!貴方とママの事!応援する!あたしが出来る事ってそんなに無いけどママと一緒に働いているから色んな情報は教えて上げれるわ!」

「・・・・・・・・」

「そのかわり!ママとダメだって分ったらあたしと付き合って?」

「えっ?」

「あたし!それまで待ってる!だからこれに懲りず、またお店に顔を出してね?」

「そんな事頼めないし、そんなことは俺が自分ですることだ、だからP子ちゃんは関係ないよ!それにこれからもお店には心配しなくても顔を出すよ!」

「そ!良かった!それにあたしは自分で勝手に応援するんだから好きにさせて?」

「それはまずいよ!」

「いいのいいの!そのかわりダメだったらまた、あたし、再アタック!しちゃうからね!覚悟しといてよ!^^」

「え〜〜〜〜〜!」


その夜、なんとか彼は彼女を説得し、またタクシーを拾って彼女を送ってから帰宅する事にしました。

タクシーに乗った二人は、少し気まずい雰囲気で、二人とも無言で居ました。

彼女は彼に背中を向け、ずっと外を眺めていたのでしたが少し様子が変でした、彼に背中を向けているその背中がしばらくして少し小刻みに動いているのでした・・・・


「P子ちゃん?」

「・・・・・・・・」

「P子ちゃんお家は世田谷の方で良かったよね?」

「ぐびっ!ぐびっ!ズズッ!ぐびっ!ズズッ!ぶふ!ズビッ!ぐびっ!」

「P子ちゃん・・・・・」

「はだびずがどばんない!!!」

「ぴ・P子ちゃん!」


それは突然やってきました。


「あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!だべだ〜〜〜〜〜〜〜!がばんじでだのに〜〜〜〜!」

「????????」

「だびだがどばんないよ〜〜〜!だべだ〜〜〜!」

「P子ちゃん!」

「どぼじでよ〜?どぼじでこうなんの〜〜〜???いいじゃんか〜〜〜!わだじのなにがだべだど〜〜〜?」


彼女は鼻水で喋る事すべてが強烈な鼻声で聞き取りづらくなっていました。


「ごうがいずるぞ〜〜〜〜!」

「こ・後悔か?」

「ぐびっ!ごうがいずるぞ!ぐびっ!あだじのがらだびれながっだの〜〜〜!」

「??か・ら・だ??」

「あだじっで、ぐびっ!いいおっばいじでるんだぞ!ぐずっ!」

「えっ?」

「ごうがいずるぞ!じらないぞ!ヒック!ごうびえでぼいいがらだじてんだぞ!ヒックヒック!」

「よし分った分った!もう良いから!話さなくていいから!」

「ばがやどー!ぐびっ!ズズッ!なべでんじゃねー!づぎみだいっていったってびぜないど−!ぐび!ごうがいさせてやるー!」

「おい!もういいから!よそうよ!」

「うんでんじゅざん!きいてよー!ごのおどご!ぎょう!ヒック!わだじをふっだんだよ〜!ごのばがやろーが!わだじびたいないいおんなをー!ぐびっ!」

「おい!やめろ!運転手さんも笑ってるぞ!」

「いいもん!ぐやじー!どうじで?ぐびっ!どうじで?みないの!おっばいみでよ!それみてがらかんがえでぐれだっていいじゃんか!ヒック!ほんどうにいいおっばいじでんだから!」

「わかった!もう分ったから家の方案内してよ!」

「じらない!帰んない!ぐびっ!もうじぬ!じんでやる!」

「おいおい!かんべんしてくれよー!」

「だめ!がんべんじでやんない!おっばいみろ!それでかんがえろ!」

「やれやれ・・・・・・・」


結局、彼女はその後もグズグズで、仕様が無く彼女を彼のアパートへ泊めるハメになりました・・・・・・




つづく




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はいむるぶし サイコロさん どひゃ〜!ま・まずい!ダメです!コメント下さい!よろぴく!^^ (09/09/27 14:49)
サイコロ 失礼しました^^思う存分書いていただくためにも、しばらくコメントは控えます^^ (09/09/25 23:10)
はいむるぶし ここへさん ホントにいつもコメント有難うございます!本当にウレピー!^^これがあるから書く事を辞められないんだな〜!^^ (09/09/24 22:32)
はいむるぶし サイコロさん サイコロさんは鋭いからこの先、書きづらくさせないで下さいよ〜!ほんとに〜〜〜〜^^ (09/09/24 22:31)
はいむるぶし 名無しさん お〜〜〜〜〜!それは凄い!とすると記念する会員NO1番は名無しさんですね!これは一生自慢できますよ!うらやまぴ〜!^^ (09/09/24 22:29)
ここへ 軽薄、尻軽P子ちゃんは彼のアパートでわがままいってセックスしたがるけど彼は拒否するのかな? (09/09/24 14:34)
サイコロ やはり、ママの刺客は強烈だす・・・ (09/09/23 20:16)
名無し P子ちゃんのファンクラブ設立しました。入会はお早めにw (09/09/23 18:13)


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