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爺放談


 ■ 2009/02/05 (木) 少し休憩36


「おまたせしました、主に用度を担当している××と言います」

「大変お忙しい所を申し訳ございません、○○リコーの○○と言います、この度はお忙しいのにこのような時間を割いていただき誠に感謝しております」

「ま〜どーぞお掛け下さい」

「はい!」

その担当の方は私の予想通りで、営業をしてきた人なら一目で分かるその風格は、もう幾度となくあまたの営業マンに対してきた風格を漂わせ、無駄話を一切させず、要点だけで済ませようとする姿勢がありありと分かる雰囲気をかもしだしていました。

「で?今回のご用件とは?」

「はい!まずは私どもの会社の案内と弊社が扱っております商品のカタログをお納め下さい」

「あ〜、リコーさんですよね、良く存じてますよ!」

「はい!その通りなのですが私どもはそのリコーの販社に当たりまして、リコー商品はもちろんなのですがそれ以外にもオフィスに関すること全般も取り扱っております」

「そうなんですか、すると御社はリコーの子会社に当たるという訳ですか?」

「そうですね!100%ではありませんがそう理解していただいたも結構です」

「ふ〜ん、で、用件とは?」

「はい、単刀直入に申しますと、御社のような超優良企業とお付き合いをさせていただければと思い伺ったしだいです」

「は〜」

「もちろん御社にはもう既に私どもの様な業者が入っている事は重々承知しておりますが、私どものオフィスに対する力添えもあれば御社のこれからに十分お役に立てると自負しております」

「と言いますと?」

「私どもの強みは、私どもの会社でオフィス全ての問題に対応でき、例えば細かい文具からオフィス家具、OA機器、ネットワークの構築、業務用ソフトに至るまでのご提案やオフィスのリニューアルまで提案し迅速に対応する体制を整えております。
ですから、こんな業者を御社の数ある業者の仲間として加えていただければ必ず御社にもメリットがあると確信しております。」

「貴方はうちの業者の一つで貴方の会社の様な業務を受け持っている会社をご存知ですか?」

「はい、存じております。」

「それなら話は早いが、その業者はうちの100%子会社だと言うこともご存知ですよね?」

「はい」

「それを知ってて言っているのですね、ではお宅の会社が入り込める余地が無い事も知っててやっている理由はなんですか?」

「はい、しかしその業者さんはOA機器を持っておりませんし、もしリニューアルになれば数社の業者を相手にしていかなければなりません、弊社でしたらオフィスのどの様なことでも私一人で対応できますのでタイムスケジュールも立てやすく、全てにロスをすることも少なくなりますので御社のような大所帯の会社では必ず必要な業者の一つと確信しております」

「貴方の仰る事は分かりますがしかし実際は貴方が扱っている全てはうちの子会社に投げるのが組織としては当たり前で、もし仮にうちがその子会社を足蹴にしてしまえばその子会社の存在理由も無いし問題になりますよ」

「その通りです、私も御社が問題を起こすようなことは本意ではありません、しかし一社独占では何でもそうですがスキルやその他の面でも低下してしまいます。
そこにもう一社加えることによってお互いがいい方向に向き、延いては御社の為にも利益に繋げていける物と思われます」

「確かに貴方の言われている部分は理解できますが現実問題としてどうでしょうか?あまりにも見えにくいメリット過ぎて、現在のうちの業者で問題が有るならともかくそれほど問題がない現状ではそこに新しい業者を加えていくことの他の業者に与える影響と新しく口座を設けなければならないデメリットの方が大きいのです」

「その部分は私も分かっております、御社ほどの大企業になりますと業者の数が大変多く、現在ではそれを縮小している会社も多くなってきているのも営業をやっていますから身に染みて分かっております」

「そうですよね、貴方は営業なのですから私の言うことは私より良く知っていますよね、これからはもっと厳しくなりますよ!よっぽどのメリットがない様では新しい業者は増やせませんよ」

「仰るとおりだと思います、確かにこれからはもっと厳しくなるでしょう、しかし私ら営業マンはそんなことを言ってはおれません、どれほど厳しくなろうとやって行かねばなりません」

「失礼ですがお宅の会社、リコーは大きいではありませんか、そんなメジャーなメーカーなのですからそんなに大変では無いのではありませんか?」

「いえ、正直に申しまして、私どものユーザーはほとんどが中小企業で占めております、御社のような大企業とのお付き合いはほとんど無いのです、ですからこれからの時代を生きていくにはどうしても大企業とのお付き合いをしていかなければ私どもでも生き残ってはいけません」

「は〜そんなものですか」

「そうなんです、ですから是が非でも御社のような大企業とお付き合いをしていかなければなりません、是非、お願いしたいのです。」

「お願いされてもね〜、では具体的にまずは何をしたいのですか?」

「はい!まずは私の営業スタイルを見て欲しいのです、いきなり何かを廻せ等と申しません、しばらくは私どもの会社の姿勢を見ていただくだけで十分です。」

「は?それはどういうことですか?今一分かりにくいですが」

「はい、もし宜しければ××さんのお手隙な時、またお会いして頂ければ幸いです、そして御社の事務所などを拝見させていただければ・・・・」

「ま〜そんなことで良いのなら別に構いませんが、その時間を他に費やした方が貴方の実績に繋がると思いますよ、まずうちとは無理だと思いますよ」

「いえ、駄目でも結構です、また御社に来社しても構わないでしょうか?」

「そうですね、アポを取っていただければ暇な時でしたら・・・・・」

「××さんの都合の良い時間帯とかがあればお聞かせ願えれば・・・・」

「そんな物はありません、アポを取ってください」

「有難うございました!今日は貴重な時間を割いていただき本当に有難うございました、今日はこれで失礼させていただきます、本当に有難うございました・・・・・」



最初の印象とは裏腹で、相当私の話を聞いていただいてしかも2回目の布石を置いて行けた事は、最初にしては大成功に終わりました。

私は帰社して絶対することがあります。

どうしても取引をしたい会社にはその担当をしてくれた人に御礼状を書いて直ぐ送ることです。

その御礼状はパソコンなどで作るものではなく、絶対直筆で書き、しかも毛筆で書くのです、これをすると今では毛筆の文で書かれたものを貰うことなど珍しく貰った相手は相当印象に残るらしく、次のアポが取れやすくなるのです。


そして私は私の特別な営業方法を次から使える事に不安と期待に燃えるのでした。








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ホームレス にゃ〜ごさん!一度出来上がった妄想は崩せません!お願い!のりピーにして^^ (09/02/10 06:04)
にゃ〜ご ぶは!!!その妄想は壊してしまぃましょーw残念!! (09/02/08 14:39)
ホームレス にゃ〜ごさん え〜〜〜〜本当ですか〜〜〜〜!もう私の中では酒井法子が出来上がっています!^^ (09/02/08 05:37)
にゃ〜ご に゛ゃ??@@;んな訳あるか〜〜〜ぃ♪ただの不細工なオバさんです(涙)猫好きなのでw (09/02/07 19:05)
ホームレス にゃ〜ごさん と言うことはにゃ〜ごさん自身がにゃんこさんみたいに可愛い方なのですね!^^ (09/02/07 06:45)
にゃ〜ご 家で飼った事はありません。ホームレスさんはわんこもにゃんこもいるんでしょ?いぃですね^^ (09/02/06 15:16)
ホームレス ミネヤとネタ切れホー△レスっち ギク!^^ (09/02/06 08:09)
ミネヤとネタ切れホー△レス アンタ受信料滞納してるからムリw (09/02/06 07:41)
ホームレス 腐敗官僚さん そう言えば貴方の方こそ何をされているのでしょうか?腐敗した官僚では夏場は少し匂いがきつくありませんか?なにしろ腐敗しているのですよ!えっ?と・ということは!ま・まさか職業はゾンビ???^^ (09/02/06 04:33)
ホームレス ミネヤとネタ切れホー△レスっち え〜〜〜〜!テレ朝〜〜〜?私はあの局は嫌いだな〜!やっぱり天下のNHKで朝のテレビ小説でしょう!^^ (09/02/06 04:29)
ホームレス にゃ〜ごさん 前から聞こうと思っていたのですがにゃ〜ごさんだけににゃんこさんを飼われているのですか?私は黒猫の「ろく」と言う世界一可愛いにゃんこさんが居ますが^^ (09/02/06 04:27)
腐敗官僚 やっぱりタダモンじゃないな。納期とか無茶が利く外注は真の戦力になるので何処でも重宝するのだろうけど…辛いな。 (09/02/05 22:29)
ミネヤとネタ切れホー△レス そんの営業方法でテレ朝にドラマ化してもらおお^^ (09/02/05 22:29)
にゃ〜ご 手紙というものは、PCで打つのは数分、直筆ではその数倍時間がかかるものですからね〜。。字は人を表すとも言いますしw(達筆がいぃと言う訳でもありませんがw)直筆とPCの手紙の違いが解らない様な会社では、例え契約が取れたとしても先が不安定かと。。^^しかし・・毛筆ですか〜〜。。憧れますが、私には無理です^^; (09/02/05 16:31)


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