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放蕩騎士の徒然語り。


 ■ 2009/03/19 (木) 「囚われ」


 無価値と無気力の狭間に我が牢獄あり、其処には我と、我が十年の知己在り。名を不安と言う也。
 牢に訪れる僧侶あり、その名を希望と人の言う。されど彼の者の言葉、我の心震わせぬ。
 牢に聞こえる神の声、友からの手紙と人の言う。
 牢に木魂する悪霊の声、其の名もおぞましき市井の情報(ニュース)と呼ぶ。
 
 我が牢より出でる時、何時のことなりや。




 
 テレビを、新聞を見るたびに心の温度が下がり行く。

 運命よ!宿命よ!私は無価値で、劣った存在だ。願わくば、この私に、一片の慈悲を!


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