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不信のとき

Author:伊藤 博文 ( Profile )
心に愛がなければ、いかなる言葉も相手の胸に響かない。
    〜聖パウロの言葉より〜

 ■ 2010/01/08 (金) 秀才(エリート)


私の姪は今中学3年だが、先日の県下の業者テストで
県内6番という好成績をとったそうだ。
幼いころから俊英の誉れが高い子で、クラス委員長、生徒会副会長、文化祭の
合唱コンクールでは指揮者、選ばれて県内中学生のリーダー研修参加と常に人の上に
立つところを歩んでいるらしい。兄夫婦の自慢の子である。
彼女が目指しているのは東大、将来は検事になるのが希望だという。

人間には持って生まれた素質がある。それに加えて育つ環境はとても大切なものだ。
素質を持った子をまだ小さいころから大事に大事に育てていく・・・
素質だけでも足りないし、努力をしても才能のない子はやはり限界がある。
兄夫婦の子育てが功を奏してか、大輪の花は咲きかかっている。

ひるがえって自分のことだがこけつまろびつして大学を卒業し、いまだに結婚もして
いない。あと十数年で定年なのに一向に会社での地位は上がらない。
だからどうだということもないが。人は人なのだから。

彼女が今年受験する高校は年間東大に数十人合格する進学校だ。
今年の元日には、自分のことより彼女の受験成功を祈願してきた。

彼女の前途に茨の道がなく、洋々たるものであるようにと。









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サイコロ 検事か・・・若い子の望みを叶えさせてあげたいですね^それが叶う環境や能力があるのならなおさらです。夢や希望があれば、たとえ現状が大変でも、乗り越えられるものです (10/01/09 19:49)


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