卍　独立記念日　卍

恐怖だ・・・何が恐怖って生きることの恐怖だ。

こんな時代にこんな世界に、何の武器もなく生きていく

年齢は刻々と過ぎていく。

希望なんてものはとっくになくなり

心も体も麻痺して生きる感覚が失われてくる。

不安感で神経が高ぶっている。

もう自分の言葉も何も、吐き出せる力もなくなったわ。

　心が割れて以来

破片のかけらがあっちこっちに散乱している

近づく人間を傷つけそうだ

破片になった自分は　安らぎを感じることも

楽しみを感じることもできない。

誰かが自分の心に侵入してくること

誰かが自分に影響を及ぼすこと

誰かが自分に優しくしてくること

それら全てが恐怖

罠があるように感じてならない。

ネットコミュニケーション

メールによるコミュニケーション

電話によるコミュニケーション

ただそれだけのコミュニケーションは虚しいものである。

対面に勝る　コミュニケーションはない。

相手の目を見て　相手の声を聞き　相手の姿や動作　

相手の行動　毎日の積み重ねで　その人間を感じる。

毎日ネットやメール　パソコンや携帯をみながら

うつろな目で寂しさや慰め

そこでしか自己表現できない自分がいた。

ネット、電話回線、携帯がなくなったら、

人と直接接しなくて良い

便利であるものがなくなれば

もう、外の世界にでるしかない。

今の自分には　それが必要だと思いはじめた。




　　　　

卍といってもナチのハーケンクロイツ崇拝者ではない。

仏教では釈迦の胸の瑞相が由来で、左旋回の卍は「和」の元といわれ、
右旋回は、「力」の元といわれる。

ただ単にこの気になった文字を使ってみただけだ。

ここでこのバーチャルな世界の病みを演説をしていくのだ。