２５歳、無職通算１7ヶ月目でやっと就職

先々週の月曜日にハローワークで見つけた社労士事務所の求人。
「男だと将来の商売敵になるからほとんど採用されないよ」とネット上の情報や職業訓練校で出会った仲間から言われていたけど、滅多にない求人なので駄目モトで履歴書と職務経歴書を今年最後の就活と位置付けて豪華に速達で投函した。

投函から１週間後の先週月曜日。
「面接をしたいので、出向いてもらえるか？」という電話があった。
書類選考で落とされると内心思っていたので、思いがけない面接の誘いに驚くと共に嬉しくなり今までの就職活動で得た経験を総ざらいして面接に挑んだ。

応募先の事務所は県庁所在地にあり、駅からも遠くなく通勤時間も３０分以内の所にあった。
事務所そのものも小奇麗で、所長の先生もまさに社労士という感じで、話が進んでいくうちに社労士を目指して開業した経緯を聞くことができ、その境遇が今の自分と重なるところが多く、また、資格取得に向けてもバックアップもし、将来的には年金部門のエキスパートが欲しいと言うことを語ってくれた。
私は初めて「ここで働きたい」と感じ、初めて精一杯、自分の言葉で自分自身を売りこんだ。
面接の中で「応募者があと数人いる」ということを聞いていたので、不安はあったけど力を出し切ったのでこれで駄目なら仕方がないというすっきりとした気持ちで事務所をあとにすることができた。

帰宅後、面接をした事で益々社労士という職業に興味を持ち、またあの事務所で修行したいと思ったので、職業訓練校の仲間から教えてもらった「お礼状」を書いて送ってみた。

そして、面接から２日後の２５日金曜日。
電話を気にしながらそわそわ夕方のドラマの再放送を見ていた時に社労士事務所から電話があった。
「お礼状ありがとうございます。なんだか私、感動しちゃいました。内定ということで今日は連絡しました。来週は少し予定が立てこんでいるので、詳しい事は再来週、再度こちらに来てもらって決めていきましょう。あなたの力を存分に発揮してくださいね」
ただただ、ありがとうございます・よろしくおねがいします、としか言った覚えが無い。
久しぶりに嬉しい気持ちになった。

噂に惑わされず応募をして良かったと思う。
夢に繋がる道を見つけることが出来た。
実務経験を積み、期待に添えるように頑張っていきたいと思う。

そんな訳で、ふつふつとやる気が湧いてきている今日この頃。

この間、態度を保留してきた会社から不採用通知が届いた。
社長さん自ら「１週間じっくり考えてからあなたの結論を聞かせてください」と言われたので、私としてはその時点で８割方辞退の方向で気持ちが固まっていたものの、せっかくの厚意と思い、約束の１日前くらいに断りの連絡をしようとしていたのだけど・・・。

平成１７年１１月１４日

もっち殿

先日は、貴重なお時間を頂き弊社に御足労賜りまして、誠に有難うございました。大変残念ではございますが、今般の採用に関しては見送らせて頂きたいと思います。

株式会社○○○○○○

・・・１４日に書類作成して、投函のスタンプは１５日。
社長面接が１０日の木曜だったから・・・１週間考えていいと言っておきながら実質３日で不採用決定！？
辞退するつもりだったから落胆は皆無なものの、馬鹿にされた感じで嫌ぁ−な気持ち。
トップが約束してくれたことなのにこうも簡単に破ってくる会社ということは、入社したあとはもっとすごいことになっていたのかもしれないので、不毛なトラブルを未然に回避できたということで良しとしよう。

「約束」を守ることが社会人としての最低限のマナーと教えられたのだけどなぁ。

先週水曜日に面接をしてきた派遣会社から「社長が会いたいそうなので、木曜日に再度足を運んでもらえますか？」と、ちょうど１週間後の水曜日つまり一昨日電話があった。
昨日、「社長面接ってことは、ほぼ決まったも同然かぁ？」と意気揚揚と出かけていった。
社長室に通され履歴書に書かれている事を中心に雑談をしたのだけど、その流れの中で社長さんが軽く私の大学時代を否定・・・「そんな事を言われる筋合いはねぇよ」と思いながらも、そんな些細な事で就職の機会を蹴ってすぐ次がでてくるような年齢でもないので笑顔で相槌をうった。
１通り話が終わり、契約条件の確認の時に問題発生。
前回の面接時に就業時間は8:30-17:30で月初めと月末の１週間は残業アリの帰社時刻が22時過ぎとのことだったが、社長の口からは「8:30-17:30だけど、公務員さんじゃないから当然残業はあります。だいたい皆の毎日の帰社時刻は21・22時くらいかな。忙しい時は23時はまわると考えておいてね。」とのこと・・・。
月に数回は22時くらいまでかかる残業を覚悟はしていたものの、毎日という事は聞いていなかった私は想定外の事に一瞬で目の前が真っ白に。
「家からこの会社まで１時間だから、往復で２時間。会社での拘束時間が良い様に解釈しても１３時間、睡眠時間は６時間は欲しい。それとこの会社って隔週土曜は出勤だから」と頭をフル回転させて新卒で入社したドラッグストアの労働条件と比較をし、これじゃ近場の小売店で働いた方がましだなぁと損得勘定をした。
結局のところ、雇用契約書・守秘義務誓約書等諸々の書類を目の前にしながら「もう一度考えさせてください」と１週間後を目途に返答を伝えるという事でその場をあとにしました。
ちなみに提示された労働条件は「就業時間8:30-17:30、残業月平均37時間、日曜祝日休み・隔週土曜休み、基本給16万・業務外手当3.5万・通勤手当1万、賞与年2回5.5ヶ月」。
書類上なら許容の範囲内だけど、拘束時間が毎日13時間オーバーは前の小売業より長く、それが嫌で退職した私としては本末転倒になる訳で・・・。
このご時世、能力も何もない若造を雇用してくれるという意思を表示してくれた事に対してありがたく思わなければいけないのか。
贅沢な事を言っているのかな。

ついでに今日、社労士試験の合格発表があった。
私の前後3人が合格し、私の受験番号だけ載っていなかった。
なんだかちょっと恥ずかしい感じ。
と言うわけで、社労士受験2回転目確定。
明日のLEC講義からは背水の陣の緊張感で、講師の言葉を一言一句決して聞き逃さぬように取り組む所存であります。
あと2点・・・8月28日に戻りたい。

水曜日に１ヶ月ぶりの面接に挑んできました。
会社組織になってから１５年の派遣会社の総務事務の求人でした。
たまにその会社の近くにある、本屋さんに行くので場所は大体わかっていましたが、いつもとは違う朝早い時間にその行程を車で行ってみると、毎日通勤するのには一考を要する１時間強かかりました。
すでに面接場所である会社の駐車場で「根性ナシの私にここまで毎朝、眠い頭で車を運転して来ることができるのか？」という気持ちになり戦意をほぼ喪失。
面接もそんな心持ではグダグダに終わってしまい「１週間後に結果を通知しますが、それまでに辞退したいときは総務の○○まで連絡をしてください」と微妙な言われ方をしてしまいました。

「これでは今年中の社会復帰は無理だ」と思い、沈む気持ちを奮い立たせて面接の帰り道にハロワに寄り、電車で１時間くらい・社労士を条件に検索してみたところ、八王子にある会社がヒット。とりあえず印刷をして持ちかえって家で色々と調べてみました。
条件ははっきりいって良いのですが、とても大きな障害が・・・必要な免許資格の欄に「社会保険労士資格」との表記。
新規学卒者との同一枠での応募とのことで、求人先企業に問い合わせてみれば書類だけでも選考してくれるかもしれないので、今日、ハロワに相談しに行こうとしましたが、日経平均株価の上昇が気になりずるずると１５時過ぎまでＰＣの前に座ったまま・・・まだ今日も求人が取り消されていないかハロワインターネットで確認し、家をでる時になっていつもいるはずの母が不在。
祖母がデイケアに通っていて、家族のお迎えが必要なため家を空ける訳にいかず１６時半までＦＭラジオを聞きながら待機。
祖母を乗せたデイケアのワゴンが到着し、祖母から洗物を受け取りお茶とお菓子をだして時計を見たら最寄のハロワが閉まる１０分前・・・今日は諦めました。
明日は１日資格予備校の日なので、お昼休憩の時に予備校の近くにあるハロワで検索してみてまだ取り消されていなかったら月曜日に相談しに行きます。
自分のてきぱきと行動できないところにほとほとがっかりした１日でした。

ついに来週の今日は社労士の合格発表日・・・９９％あり得ないけど、８月２８日の私が良い様にマークミスしていて合格通知が届いて欲しいな。