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不信のとき

Author:伊藤 博文 ( Profile )
心に愛がなければ、いかなる言葉も相手の胸に響かない。
    〜聖パウロの言葉より〜

 ■ 2011/11/21 (月) V9の知恵袋


V9巨人の知恵袋と呼ばれた牧野茂氏の「これが巨人戦法だ」を読んでいる

これは細かい。本当に芸術的なまでに
細かいところまで徹底した合理主義で貫かれた作戦である
守備、走塁、打撃、投球のすべてに
いかにして相手の力を削ぎ、逆に自分達のチーム力を倍加させるか
という絶妙の工夫がされている

後半の章に実際の日本シリーズ時の具体的な戦略、戦術が書かれていたが
これでは相手方(阪急ブレーブス)もたまったものではあるまい

もっともこれは今から40年近く前の本である
今のプロ野球ならこの程度はもはや古典になっているのだろうか


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 ■ 2011/11/20 (日) 羽生 対 戸辺六段


密かに今日の対戦を楽しみにしていた
まあ将棋の知らない人にはわからないだろうが

ところがバカな僕は寝坊してしまい、
テレビをつけるとすでに序盤戦は終わっていた
しかし予想通り、互角というより戸辺ペースで進んでいる

だが羽生はやはり王者だった
さすが修羅場を数多く経験した落ち着きなのだろう
序盤、中盤の不利な形勢をじっと我慢し
終盤、戸辺のほんのわずかな隙を見逃さず押し切った
僕らから見れば髪の毛の半分いや4分の1ほどの隙である

終わってみればやはり・・・という結果だった


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 ■ 2011/11/18 (金) 異能


僕は最近「田中角栄」に凝っていてその関係の書籍を読み漁っている
面白いと言えば面白い人物だ
ただ総理になってからの迷走ぶりは、やはり彼の限界を表していると思う
しかし「角栄本」を読んでいて一番興味深いのも
総裁選で勝利してから文芸春秋の「金脈記事」で退陣に追い込まれる間の時期だ
手に汗を握るような田中角栄の焦燥が感じられて、思わずのめりこんでしまう

前に書いたプロ野球の監督の三原脩と同じく
僕はこういう異能な人物が好きだ


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サイコロ キッシンジャーにはめられたんだっけ (12/01/02 01:08)
記入なし 角栄さんって、「越山会」の金庫番の故・佐藤明子さんに追及が及びそうになって議員を辞めたと言われているよね。ロッキード事件の時は、「ユダヤ人に騙された」と語っていたとも言われているというのを読んだことがあります。 (11/11/20 19:27)


 ■ 2011/11/10 (木) へたれ


僕は能力も才能もない
中流たらんとして、黙々と努力してきた
まったくつまらない男だ

へたれ達は自由に生きている
もっとも見えないところに苦悩があるのかもしれないが



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 ■ 2011/11/01 (火) 佐藤優の人生相談


週刊「SPA」のLASTに連載してある佐藤優の人生相談が好きだ

だいたい文章を読めば、その人間の読書量がわかる
言葉の使い方や文章全体の論理性、語彙の豊富さ
彼は相当な読書家だと思う

タイプは違うがホリエモンにせよ
この佐藤優にせよ
才能ある人間が・・・と思うのは私だけだろうか



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